─深い学びをスペシャリストから─ “専門性の高いテーマごとの学びができる単科”

06 精神科薬物療法における支援者としての基礎知識

06 精神科薬物療法における支援者としての基礎知識

実際の医療現場でみられる薬物療法の実例も紹介しながら、使用される代表的な薬物の種類や、それらの作用・副作用について理解を進めていくとともに、薬物療法が精神疾患をどのように回復させていくのかを学びます

 

講師 蔵屋鉄平 先生

精神保健福祉士/公認心理師

【Profile】
精神保健福祉士/メンタルクリニック併設のデイケアでリワーク支援など中心に活動。各種の心理療法からSSTなど多彩な支援アプローチを持つ。医療現場での長い臨床経験に基づく深いアセスメント、深いセラピー、説得力あふれる豊富なエピソードでEAP講座をはじめ高い評価を集める。執筆活動にも鋭意取り組んでいる。

 

講座の背景・理由

EAPをはじめとするメンタルヘルスの支援場面では、すでに精神科や心療内科で薬物療法を受けているクライエントと対面することもめずらしくありません。ですから、支援者は用いられる治療薬がクライエントにどのような作用をもたらしうるか、どのような副作用が起こりうるかを理解したうえで支援していくことが求められます。しかし、薬物の知識は複雑で、理解しようにも手に負えないと感じられる方も少なくないのではないでしょうか。

本研修では、実際の医療現場でみられる薬物療法の実例なども紹介しながら、使用される代表的な薬物の種類や、それらの作用・副作用について理解を進めていくとともに、薬物療法が精神疾患をどのように回復させていくのかを検討していきます。また、実際に薬物を処方する立場にない私たちであっても、なぜその理解を深めていく必要があるのか、その意義についても支援者の立場から、参加者の皆さまと共有していきたいと思います。


こんなことを扱います・学べます

・「心を薬で治す」時代はどのように始まったのか?
・「心に効く薬」にはどのような種類があるのか?
・代表的な治療薬の作用と副作用
・薬物療法の影響を考慮したアセスメントの重要性 など

 

これを学ぶとこんなことができるようになる

クライエントに有用な支援を提供するためには、慎重かつ正確なアセスメントが欠かせません。ですから、すでに服薬を始めているクライエントであれば、その影響を考慮しないわけにはいきません。

薬物療法の全体像を理解し、その影響のあらわれかたを考慮する視点を増やすことで、アセスメントを精緻化し、より質の高い支援へとつなげていけると考えられます。

こんな方に特におすすめです

  • 精神科医療の現場や、治療薬に興味のある方
  • 支援の質を高め、幅を広げていきたい方
  • 服薬中にクライエントと対面して困った経験のある方 など

INFORMATION <講座詳細>

授業日程(全1回) 【映像版】5時間
受講料 リカレント会員 12,000円(税込)
更新ポイント eMC資格更新ポイント10p付与
注意事項 *本講座はZOOMオンラインライブ講義を映像化したものです。

*映像版の視聴はROL(リカレントオンライン)からWeb上でご覧いただく形式となります。お申込された方に、閲覧用URLおよびログイン情報をお知らせいたします。ご自宅やご勤務先など視聴の環境がおありでしたらどこでも視聴可能です。
また、リカレントスクールの設備の利用も可能です。

*視聴には期限がございます。閲覧用URLおよびログイン情報をお届けしてから3ヶ月となります(ご事情のある場合は延長も可能)。

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