How to 日本語教師になるには
2024年4月に日本語教育業界で初めての国家資格となる「登録日本語教員」が誕生しました。
また2024年4月に施行された「日本語教育機関認定法」により、
文部科学省より許可を受けた「認定日本 語教育機関」の日本語学校で日本語教師になるには、「登録日本語教員」の資格が必要となります。

そのため日本語教師として活躍するためには、国家資格「登録日本語教員」の取得を目指すのが最適です。
現在、国家資格「登録日本語教員」の資格を取得するためのルートは、「経過措置Cルート」「養成機関ルート」「試験ルート」の3つがあります。
リカレントで開講している「経過措置Cルート」では、「基礎試験」に加え、「実践研修」が免除になるのが最大のメリットです。「応用試験」の合格で、国家資格「登録日本語教員」が取得できるのです。
※「経過措置Cルート」は、学士以上の学位が必要です。
国家資格「登録日本語教員」の資格を取得するための3つのルート
リカレントでは、「経過措置Cルート」の対象となる「リカレント日本語教師養成講座」、「リカレント日本語教師養成ライブ通信講座」を開講しています。

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※ 必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程等の一覧を以下のホームページに公開しています。
(https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94104201_01.pdf)
※2 養成機関ルートの2つのパターンで単位・単位時間数が異なるのは、実践研修の1単位・45単位時間以上が含まれているかどうかの違いからです。
Summary
「登録日本語教員試験」
の概要
登録日本語教員の資格を取得するためには、「登録日本語教員試験」の「基礎試験」と「応用試験」を受験して合格し「実践研修」を受ける必要があります。
受験資格・試験免除要件
- 受験資格
- なし(年齢・学歴・国籍なども不問)
- 試験の免除要件
-
- 1.「必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成課程」(文化庁届出)を修了し、学士以上の学位を有する方は基礎試験および実践研修が免除となります。
- 2.「登録日本語教員養成機関」(文部科学省認可)の講座を修了した方は基礎試験が免除となります。
- 3.「登録日本語教員養成機関」および「登録実践研修機関」(文部科学省認可)の講座を修了した方は基礎試験および実践研修が免除となります。
※ 1〜3のいずれかを満たすことが必要です。
試験形式 | 問題数 | 出題形式 | 試験時間 | 配点 | 合格基準 | |
---|---|---|---|---|---|---|
基礎試験 | 100問 | 選択式(4択のマークシート) | 120分 | 100点 | 合計で80%程度の得点かつ、5つの出題区分ごとに60%以上の得点率 1.社会・文化・地域 2.言語と社会 3.言語と心理 4.言語と教育 5.言語 |
|
応用試験 | 聴解 | 50問 | 50分 |
110点 (聴解:50点) (読解:60点) |
合計で60%以上の得点 | |
読解 | 60問 | 100分 |
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受験料
基礎試験+応用試験:18,900円
応用試験のみ:17,300円
試験免除者:5,900円