EAPとは

「EAP(Employee Assistance Program)」とは「従業員支援プログラム」を意味します。

EAPとは

* EAPとはEmployee Assistance Program(従業員支援プログラム)の略で、組織における従業員の心の健康(メンタルヘルス)をサポートするプログラムです。メンタルヘルス対策を先駆けるアメリカで誕生しました。
現在では、アメリカのフォーチュントップ500の企業のうち90%以上で導入されており、導入した企業は効果を上げていることから、近年日本でもメンタルヘルス対策の切り札として注目されています。

POINT.1
相談者の周りの環境・組織に目を向けた支援

相談者は企業や学校、家庭、地域などの何らかの組織に属しています。そのため、メンタル不調の原因がそこでの人間関係や環境にあるケースは多々あります。個人だけでなく組織にも目を向けた支援が必要です。

相談者の周りの環境・組織に目を向けた支援
POINT.2
組織でのメンタルヘルスケアで働く人を支援

EAPは、組織の環境改善やメンタルヘルスの研修、休職者の復職支援など、働く人のこころのサポートを行います。メンタルヘルスカウンセラーがEAPの知識を持つことで、支援の幅がぐんと広がります。

組織でのメンタルヘルスケアで働く人を支援

EAPメンタルヘルスカウンセラーとは

* メンタルヘルスカウンセラーのスキルに加えて、EAPの知識やスキルを併せ持ったカウンセラーを、「EAPメンタルヘルスカウンセラー」と呼びます。
メンタルヘルスケアに必要なスキルをトータルで身につけているため、相談者に対してより適切で質の高い支援をすることができます。

EAPコンサルタントとは

* 従業員のこころの健康をサポートするためのストレスチェックの実施から分析をはじめ、メンタル不調にならないようにするための予防や、組織のパフォーマンス向上を目的にEAPの導入や改善提案ができる「EAPコンサルティングの専門家」です。
企業の人事・総務の分野で社内に内部EAPを構築し、メンタルヘルス対策や推進を行う担当者として総合的に活躍したり、外部EAPとして、EAPサービスを提供する会社で企業へEAPの導入を提案したり、新たにEAPサービスを行う会社を立ち上げるなど幅広い活躍の道が開けています。