キャリアコンサルタント大辞典 Career Consultant Dictionary

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キャリアコンサルタント資格 - 2022.03.23

【4つに分類】キャリアコンサルタントの働き方と就職先

キャリアコンサルタントとひとくちに言っても、企業の業種や所属する組織によって働き方や求められる役割は様々です。このページでは、キャリアコンサルタントの働き方を4つに分類し紹介します。これからキャリアコンサルタントを目指す方、これから就職活動をする方は、ぜひ参考にしてください。

働き方は大きく分けて4種類

目次
1.  公的機関  週2日~や短期、シフト制など色々
2.  大学 週2~5日 在宅勤務併用など様々
3.  民間企業 週5日フルタイム勤務
4.  フリーランス 自分次第でマネジメントが可能

キャリアコンサルタントは大まかに分けて上記のような働き方があります。
それでは順番に、詳しく見ていきましょう。

公的機関での働き方

まずはハローワークの相談員など、公的機関で働く場合について見ていきましょう。

公的機関の就労支援施設
公共職業訓練、ハローワークからジョブカフェまで多岐にわたります。
公的機関での働き方は、平日勤務で土曜を含む場合もありますが、基本は日祝日が休みになります。
相談の多くなる時期に短期派遣の求人が多く出るのも大きな特徴のひとつで、シフト制や短時間勤務が可能など、自分に合った柔軟な働き方ができます。
公的機関でキャリアコンサルタントとして働く場合、若年者から年配者まで幅広いかたへの対応をしていくことから、資格取得を必須とする機関も増えてきました。

就職をすることを目指して求職者が通う公共職業訓練では、受講生は訓練前に必ずキャリアコンサルタントとの面談があります。
受講生は資格取得を目標としつつも、受講しながら就職活動を平行して行っています。
キャリアコンサルタントは、希望の仕事に就けるのか、職業訓練後に果たして資格取得はできるのか、などの不安や悩みを持っている受講生が、自分自身の長所や強みなどに気づくことへのアドバイスを行います。

ハローワークは、求人を紹介してもらうことを前提とした求職者が訪れますが、求人紹介前に相談ができるジョブカフェという公的機関もあります。
正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」 と言います。
ジョブカフェは原則若年者を対象とした就労支援施設で、相談の他にも職場体験などの様々なサービスを行っています。
都道府県によってはハローワークに併設されているところもあり、ハローワークが若年者から年配者までの対応をする一方、ジョブカフェでは若年者中心の対応をしていきます。
参考 : 厚生労働省 「ジョブカフェにおける支援

大学での働き方

大学の校舎のイメージイラスト

次に、大学で働く場合について見ていきましょう。

大学での働き方は、週2~5日勤務など様々です。
平日のみ、もしくは土曜を含む場合もありますが、基本は大学カレンダー基準の日祝日が休みになります。
最近ではフルリモートで短時間勤務や、在宅と併用した働き方なども増えてきています。
大学でキャリアコンサルタントとして働く場合は、自分にはどのような企業が合っているのか、どのような環境に身を置けばよいのだろうか、などの不安を抱えた学生と面談やヒアリングをし、価値観に合った丁寧なアドバイスやフォローを行っていきます。
学生の年代はほぼ同じでも持つ悩みは幅広く、キャリアコンサルタントは一人ひとりの成長を見守る役目も担っています。
人生の選択のうちでも就職は大きな節目となりますので、長期的な支援を行っていきます。
節目に立ち合い、悩みに寄り添っていくのはとてもやりがいのある仕事です。

大学でキャリコンとして働く女性のイメージ写真

民間企業での働き方

次に、民間企業で働く場合について見ていきましょう。

民間企業の働き方は、会社の就業規則によって異なりますが、週5日フルタイムが基本で、カレンダー通りの休日休暇がほとんどです。

民間企業のキャリアコンサルタントの就職先として代表されるのは、人材紹介企業です。
キャリアコンサルタントとして人材紹介企業に就職や転職をしようと思うとき、まずは求人広告媒体を使って活動をするかた、よりマッチング度の高い企業を仲介経由で探すかたなどがいらっしゃると思います。
転職に強い求人媒体で人材紹介企業でのキャリアコンサルタントを見ると、職種はこのような表記が並びます。

キャリアコンサルタント(営業)
キャリアコンサルタント 片面型
キャリアコンサルタント 両面型

求人サイトでキャリアコンサルタント、またはキャリコンと職種検索をしてみると、営業のカテゴリに”キャリアカウンセラー”などで掲載されていることがあります。
営業経験があるかたにはもちろん、営業事務や接客の経験があれば、資格取得後は未経験でも転職のチャンスがあるのが民間企業最大のメリットです。
学んだスキルは実践ですぐに活かすことができますので、未経験での転職のかたには嬉しいポイントです。

片面型や両面型など、今まで聞いたことがないような、あまり耳なじみのない言葉が並びます。
2つの違いについて簡単に見ていきましょう。


キャリアコンサルタント片面型とは、求職者のみに特化したキャリアコンサルタントで、未経験からキャリアコンサルタントとして働いてみたいかたや、求職者に寄り添うことに特化したキャリアコンサルタントとして活躍したいというかたに向いています。

もうひとつの両面型は、より営業要素が強いのが特徴です。具体的には、よりマッチした企業に就職をしたい求職者と、求人の内容に合った人材を採用したい企業の両方を担当する、いわば橋渡し的な役割を担います。
営業経験があり、キャリアコンサルタントとして企業とのやりとりもしてみたいと希望されるかたは、両面型で就職先を見つけるのもよいかもしれませんね。

次に、マネジメント要素のあるキャリアコンサルタントの求人の場合、職種はこのような表記が並びます。

・人事
・社内キャリアカウンセラー
・社内コンサルタント
・人材コンサルタント

人事

人事は企業の顔であり、人材に関わる業務を行うことで企業の活性化を図る役割を担う存在です。
企業人事は大まかに分けると、企画、採用、教育と育成、研修、評価、という業務を行っています。
このすべての業務を一人が担当することもあれば、数人で担当する場合もあるため、企業によって人事の範囲は様々ですが、『ヒト』に関わる業務を担当するという点は共通しています。
人事は社員のキャリアアップ形成が図れるように、社員一人ひとりとじっくりと向き合う機会も多くなります。キャリアコンサルタントの資格取得をしていることで、人事部でのキャリアコンサルタントとしてのスキルを活かせる働き方が期待できます。
近年では、人事部のかたがキャリアコンサルタントの資格取得をする事も多く、また、メンタルヘルスの不調を訴える社員の増加により、EAP(従業員支援プログラム)の資格やメンタルヘルス・マネジメント検定を併せて取得するかたもいます。

社内キャリアカウンセラー

風通しのよい企業にしたい、社員のコミュニケーションの改善や活性化を図りたい、という企業がキャリアコンサルタントの導入を進めているため、社内にキャリアコンサルタントを!という傾向は非常に強くなってきています。
また、現在在籍している企業にキャリアコンサルタントを配置する事になり、現在の役職はマネージャーだが、キャリアコンサルタントの資格を取得し、今後はセカンドキャリアの就労支援や若年層へのキャリア支援を行っていく、というかたもいらっしゃいます。
マネージメント色が強い場合は、短期的ではなく、ある程度の期間を想定したキャリアデザインや社内の人材育成、新卒社員のフォローアップなどを行います。
外部とのやりとりというよりは、社内の育成や教育に特化しているのが特徴です。
人材開発に関わることで、社内の問題解決に貢献できるやりがいのあるポジションです。

人材コンサルタント

営業色が強い人材コンサルタントの場合は、主に採用や人材スカウトからフォローまでを行います。
人材紹介企業や求人広告代理店などで働くかたが、キャリアコンサルティング資格を取得後に、キャリアアップをして人材コンサルタントとして活躍するケースも少なくありません。

初心者からでもキャリアコンサルタントを目指せる最短ルートについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

キャリアコンサルタント キャリアコンサルティング 初心者 「キャリアコンサルタントのなり方」とは?初心者でも最短ルートで目指せる秘訣

 

フリーランスでの働き方

最後に、フリーランスで働く場合について見ていきましょう

フリーランスで働く場合は民間企業や公的機関に就業している場合よりも、スケジュールのマネジメントなどを自分で行うことが可能ですので、働き方の形には特に制限はありません。

民間企業や公的機関で経験を積み、仕事の幅を拡げるためにフリーランスへと転身したかたが多くいらっしゃいます。
中には、元々は人材企業でキャリアコンサルタントとして働いていたが、メンタル面の不調に悩まされているかたを多く見ているうちに、これからはメンタルのフォローも確実に必要と、メンタルヘルスの資格も併せて取得後に独立したというケースや、社会保険労務士や行政書士、中小企業診断士などの資格をキャリアコンサルタントと組み合わせすために取得したかたなど、様々です。

また、フリーランスでキャリアコンサルタントとして独立し、講師として活躍しているかたもいらっしゃいます。
現在ではzoom等を用いたオンラインでのコンサルティング業務も増えており、全国に向けてキャリアコンサルタントとして活躍出来るのも、フリーランスの特徴と言えます。

働き方は多種多様

キャリアコンサルタントの資格を取得したいと思ったきっかっけは、皆さんそれぞれだと思います。
今まで歩んできた人生の中で、無意識にでも些細なきっかけが要所要所であったのではないでしょうか。
自分の中での成功体験を思い出してみましょう。その中に必ず自分自身の強みがあります。
思えば、人と接する事が好きで、人に寄り添い柔軟な対応ができていた。
営業をやってきて、あなただから受注したいと言ってもらえた事が、とても嬉しい経験として心に残っている、という方は営業色の強い企業で働くことで、経験を踏まえて学んだことも一層発揮できます。
タスクやタイムマネジメントが得意で人と関わりあう事が好きであれば、マネージャー色もある企業内のキャリアコンサルタントとして活躍できます。
自身でも転職活動で行き詰った経験があるからこそ、公的機関でのキャリアコンサルタントとして働き求職者に寄り添うという選択肢もあります。
大学のサークルで後輩の面倒を見るのが好きだった、得意だった。よく後輩から相談を受けていて、ともに解決策を考えていた、というかたは大学のキャリアコンサルタントになってみるのもいいかもしれないですね。
スタートアップ企業で鍛えた実績があり、フットワークが軽く、様々な方面に人脈があるかたは起業してフリーランスで挑戦することもできます。
このように、同じキャリアコンサルタントの資格を取得していても、働き方は多種多様です。

まとめ

ワークライフバランスという言葉をよく耳にするようになりました。その名の通り、仕事と生活のバランスがとれた状態のことを指します。
キャリアコンサルタントの仕事は、キャリア形成に悩むかたに寄り添ってお話を聞き、問題解決ができるようにアドバイスやフォローをすることです。
コロナ禍の現在、テレワークなどの導入によってストレスを抱えるかたが非常に増えてきました。
オンラインなどでの非対面のやりとりが増加したことから、コミュニケーション不足によって起こるストレスも少なくありません。
この問題は個人個人で解決する事が非常に難しく、企業としての解決策も必要になってきます。
ワークライフバランスのように、個人と企業とのバランスが取れた状態を形成できる役割を担えるのも、キャリアコンサルタントだからこそできる働き方と言えます。

このページが「キャリアコンサルタントの働き方」について考えていらっしゃるかたの、お役に立てれば嬉しいです。

Q&A

Q キャリアコンサルタントとしての働き方には、どのようなものがありますか?
 働き方は大きく分けて、公的機関、大学、民間企業、フリーランスの4種類があります。

 キャリアコンサルタントとして働く上でのポイントはありますか?
 キャリアコンサルタントとひとくちに言っても、企業の業種や所属する組織によって、求められる役割は様々ですので、自分に合った働き方を探すことがポイントです。

 キャリアコンサルタントとキャリアカウンセラーの違いは何になりますか?
 キャリアコンサルタントの資格を持っている方のみが「キャリアコンサルタント」という名称を独占して名乗ることができる資格です。特に資格取得が必須でない場合はキャリアカウンセラーと呼ばれることが多いです。

 

Information

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